SONNE Kamogawa B.S. トップチーム(女子)は、2023年5月20~21日・明石市大蔵海浜公園で開催された、Thetisツアー2023明石ラウンドに臨みました。
1日目のグループリーグでは、アヴェルダージ熊本BSベルメール、スポジックファミリアと対戦しました。
1戦目のアヴェルダージ熊本には開始早々、平田選手のオーバーヘッドシュートを相手GKが弾いたところを走り込んでいた市川選手が押し込んで、幸先良く先制。
その後もゾンネペースで試合が進み、今回、ゾンネの一員として初出場した丹選手、江口選手がそれぞれ初ゴールを決めて、3-0で第1ピリオドが終了しました。第2ピリオド以降もゾンネは落ち着いた試合運びで、第2・第3ピリオドで失点を1点ずつ許すものの、追加点も奪い、結果6-2で勝利しました。
第1戦でスポジックがアヴェルダージに勝利していたため、この時点で準決勝進出が決まりました。
2戦目のスポジックファミリア戦、ゾンネは相手の攻撃をしっかり抑えるも、バックラインで致命的なミスを犯し、第1ピリオド、もったいない2点を献上してしまいます。
第2ピリオド、ゾンネはセンターからのFKを平田選手が豪快に蹴り込み、1点を返し、さらにそのすぐ後に獲得したFKを再び平田選手が技ありのゴロシュートで決め、ついに同点に追いつきます。
その後、ゾンネが攻勢を強めるも、スポジックの固い守備に阻まれ、第2ピリオドは2-2で終了。勝負の行方は第3ピリオドに持ち込まれました。
第3ピリオド、勝ち越したいゾンネですが、守備の一瞬のズレをスポジックは見逃さず、勝ち越しゴールを決められると、終盤、バックラインからロングループゴールを決められ、万事休す。2-4で惜敗しました。
この結果、ゾンネはグループ2位で、2日目の決勝トーナメント・準決勝に進みました。
2日目の準決勝。相手は3月に行われた地域女子チャンピオンズカップで優勝し、日本一になったラソアペーゴ北九州レディースです。強豪チームとの対戦に苦戦が予想されましたが、ゾンネの前線からのプレスが奏功し、相手になかなかペースを握らせない展開が続きました。 第1ピリオド、1失点しますが、そのまま0-1で終了。 第2ピリオド、ビルドアップしてきた相手GKへの詰めが甘く、GKからのシュートを決められ、0-2。しかし、ゾンネは崩れることなく粘り強い守備を継続。 すると、終了間際、GKからのスローを前線で受けた平田選手が相手を交わしてのシュートを決めて、1点差としました。 第2ピリオドは1-2で終了。締まった試合展開となりました。 勝負の第3ピリオド。ゾンネは金星に向けて、結束して戦いますが、疲れと徐々にできてきた守備のズレを試合巧者のラソは見逃さず、技ありのオーバーヘッドゴールを決められると、その後、立て続けに失点し、1-6。厳しい展開となりました。 しかし、終了間際、右サイドでボールを受けた平田選手が、相手選手を自らボールを浮かせて抜くと、そのままドリブルで持ち込んで、ゴール左隅に叩き込むゴラッソ。意地の1点をあげましたが、試合は2-6で敗れました。
結果、明石ラウンドは3位で終えることとなりました。
明石ラウンドの目標 グループリーグ1位通過、決勝進出 を掲げて臨んだラウンドでしたが、残念ながら達成はなりませんでした。
しかしながら、スポジック、ラソという、さまざまな大会で優勝経験を豊富にもつチームと互角に戦えたことは、6月4日から開幕する関東女子ビーチサッカーリーグに向けて、チームとしても選手としても大きな自信になったことは間違いありません。
3月の地域女子チャンピオンズカップの惨敗を経て、スタートした今シーズンですが、碧南ラウンド、明石ラウンドだけでもチームは着実に成長していることを実感するラウンドとなりました。
次は、関東女子ビーチサッカーリーグ開幕戦となります。
昨年の3位を超える結果を手にするため、並み居る強豪の中、厳しい試合は続きますが、チーム一丸となり、勝ち抜いていきたいと思います。
引き続きの応援、よろしくお願いいたします。
本ラウンド開催にあたり、尽力いただいた関係各位に厚く感謝申し上げます。
ありがとうございました。
【試合結果】3位
グループステージ 2位 勝点3 1勝0分1敗 得8失6得失点差+2
vs アヴェルダージ熊本BSベルメール 6-2(3-0/2-1/1-1) 勝
vs スポジックファミリア 2-4(0-2/2-0/0-2) 負
準決勝
vs ラソアペーゴ北九州レディース 2-6(0-1/1-1/1-4) 負 *優勝はラソアペーゴ北九州レディース
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